あ、この問題まちがえた。
でも解説に線引いたから、大丈夫!
チェックをつけたのは良いですね。
でも、もっといいやり方がありますよ。
ポイントに線を引いたり、書き込みをするときに、問題集や解説に書いていませんか?
そんな方に向けて、『テキストへの集約化ガイド』を作成しました!
今回の記事は、テキスト以外に書き込みをしている方を対象に、集約化のメリット・デメリット、やり方のコツを、初学者でもわかりやすく解説します。
この記事で解決できるお悩みはこちら↓
- テキストと問題集に書き込むのは違うの?
- テキストに集約化するメリット・デメリットは?
- 集約化のコツを知りたい
合格するには、工夫も必要です。
効率よく勉強して、目標にたどり着きましょう。
記事の監修は、第2子出産後、赤ちゃんを育てながら試験合格。
スキマ時間を活用するゆいです。
それではどうぞ!
テキストへの集約化って、何?
テキストへの集約化とは、テキストにすべての知識を集めることです。
授業中に、講師によるわかりやすい説明や、まとめがあると思います。
また、問題集や解説、模試などに重要ポイントや、テキストにはない知識が、掲載されていることもあります。
そういった知識をテキストにすべて書き込むのです。
問題集や解説には、線を引いたり、書き込んだりしません。
『テキストに一元化する』とも言える方法です。
書き込みをテキストだけにするってことだね!
集約化のメリット4選
まずは、集約化の何がいいのかを、4つご紹介していきます。
① 何度もテキストを開くうちに、内容を覚えてくる
集約化するためには、テキストを繰り返し見ることになります。
この行動が記憶にいい影響を与えるのです。
どういうことかと言うと、何かを覚えるには繰り返しが必須です。
① テキストを開く
↓
② 該当箇所を探す
↓
③ 書き込みをする
この繰り返しをしているうちに、
- 『テキストのどのページに、何が書いてあるか』を自然と覚えてくる
- 問題を解いていると『テキストのあの辺りに書いていた内容だ!』と思い出せる
こんないい現象に遭遇します。
覚えようと意識しなくても、自然と覚えられる
これが集約化のメリットの1つ目です。
② 周辺知識もゲットできる
テキストを開いたら、該当箇所の近くに書いてある知識も、まとめて獲得するチャンスです。
テキストにはいろんな内容が書いてあります。
探していた項目のみを見て終わりでは、もったいないです。
開いたページの上下左右どこか1つでも見ておくと、一石二鳥。
一度に2つ以上の知識を、まとめてゲットできます。
これが2つ目のメリットです。
テキストを開いたついでなら、できそう!
③ 試験直前にやることをしぼれる
試験直前はやることが盛りだくさん。
テキストにすべての知識が集まっていれば、見るのはテキストだけでOK。
直前期にやることの1つが『テキスト読み』なのですが、問題集や解説に書き込みをしていると、『問題集読み』『解説読み』まで、することに。
テキストの集約化ができていれば、試験1週間前、
問題集や模試は押し入れにしまって、テキストだけ机に置けば大丈夫。
目の前のテキストを読むだけで、最後の仕上げが完成します。
試験日が迫る中、時間のロスを避けるためにも、集約化は大切です。
これが3つ目のメリットです。
試験直前に、楽できる仕組みを、作っておきましょう!
④ オリジナルテキストができる
書き込みをすることで、自分のためのオリジナルテキストが完成します。
書き込む内容は、テキストには載っていないポイントや、自分が理解していない内容など。
また、よく間違える部分にチェックマークを入れておくのもいいですね。
それらをテキストに集結させることで、自分の弱点を知り、理解を深めることができます。
何より自分用にアレンジしたオリジナルテキストがあるって、嬉しいですよね。
これが4つ目のメリットです。
自分専用のオリジナルテキスト…
いい響きだなぁ
集約化のデメリット
次に、集約化のデメリットをご紹介していきます。
① ひと手間かかる
いちいちテキストを開くのは、面倒です。
問題の解説に、そのまま線を引く方が早いですよね。
しかし、テキストは頻繁に開きますが、問題の解説ページは見る機会が少ないです。
あまり見ない教材に重要ポイントが書いてあるのは、良くありません。
テキストは見れば見るほど、記憶していくので、手間でもやった方がいいです。
ちなみに試験用にノート作りをするのは、おすすめしません。
集約化以上に手間がかかり、確認する教材も増えるからです。
ノートを作るよりテキストに集約化した方が、効率的です。
テキストへの集約化のコツ
では、具体的なやり方を見ていきましょう。
① テキストを開いたときに書き込む
授業中や問題演習で間違えたときに、テキストを見ますよね。
テキストを開いて、内容を確認したときに、書き込みは終わらせましょう。
『後から書き込もう』は時間の無駄で、忘れる可能性も。
書き込みはテキストを見たついでに、さらっと済ませて、次に進むのが効率的です。
② 書き込みはコンパクトにする
授業中にポイントを書き込むときは、コンパクトに書きましょう。
テキストにも記載してあることをダラダラ書くと、見づらくなります。
ポイントもわかりにくくなり、ごちゃごちゃした印象のテキストになってしまいます。
『ポイントは簡潔にわかりやすく』がいいですね。
③ 選択式で間違えた用語には下線を引く
選択式の問題で間違えたときも、テキストに書き込みましょう。
書き込む内容はあまりないと思うので、用語に下線を引いておくだけでOK。
線が引いてあると、その用語が試験で狙われやすいことがわかります。
りますまた、何度も同じ用語に下線が引かれていると、自分が覚えていない目印にもなります。
これは短時間でできることなので、ぜひやってください。
簡単にすぐできるなら、やってみようかな!
まとめ
最後に、今回ご紹介した内容をおさらいしましょう。
テキストへの集約化とは
ポイントを書き込みをして、テキストにすべての知識を集めること
集約化のメリット
① 何度もテキストを開くうちに、内容を覚えてくる
② 周辺知識もゲットできる
③ 試験直前にやることをしぼれる
④ オリジナルテキストができる
集約化のデメリット
① ひと手間かかる
テキストへの集約化のコツ
① テキストを開いたときに書き込む
② 書き込みはコンパクトにする
③ 選択式で間違えた用語には下線を引く
テキストにすべての知識を集めておけば、試験直前に時短&効率アップできます。
自分が楽できる仕組みを早めに作っておきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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