試験勉強って、テキストを読んでいればいいのかな…?
初学者と経験者では、やり方が違います。
別々にご紹介しますね。
勉強をしていると、このやり方でいいのか不安になりますよね。
特に1人で勉強している方は、相談相手もいなくて、悩むかもしれません。
そこで今回は、初学者と経験者にわけて、理想的な勉強方法を説明していきます。
この記事で解決できるお悩みはこちら↓
- 社労士試験の勉強のやり方を教えてほしい
- 勉強1年目と2年目以降では、やり方を変えるべき?
このページでは、社労士試験の大まかな勉強方法を解説します。
詳細な勉強方法は別のページでご紹介しますので、まずはこの記事で全体像をつかんで下さい。
記事の監修は、第2子出産後、赤ちゃんを育てながら試験合格。
スキマ時間を活用するゆいです。
それではどうぞ!
初学者向けの勉強方法
① 授業を受ける(テキストへの集約化)
社労士試験の勉強の基本は、『テキストを見る→問題を解く』です。
テキストを見ながら授業を受けて、すぐ問題を解いてみましょう。
ポイントは『授業後、なるべく早く学習した箇所の問題を解くこと。』
インプット(授業)とアウトプット(問題演習)はセットで行うと、記憶の定着が良いです。
先にインプットだけして、後からまとめてアウトプットしようとすると、覚えた内容を忘れてしまっていることがあります。
同時にやるのがオススメです。
学んだ知識をすぐ活用することで、効率よく覚えられます。
また、授業を受けていると、テキストには載っていないが、先生が言ったポイントや補足説明があると思います。
それはテキストにどんどん書き込んでいきましょう。
書き込みをすることで、わかりやすい、自分なりのテキストができます。
ここでのポイントは、『キレイなテキスト作りに時間をかけないこと。』
自分が読めればOKなので、美しいテキストにする必要はありません。
試験用にノート作りをする必要もありません。
ノート作らなくていいんだ!
ラッキー♪
テキストに必要な情報をすべて書き込めばOKです。
これを『テキストへの集約化』と言いますが、これを地道にやっていると、試験直前に救われます。
直前期はテキスト、ノート、問題集…など、いろんな教材を見ていると時間が足りません。
テキストだけ見れば大丈夫!という状態を作れていれば、楽です。
② 問題演習に取り組む
インプットをしたら、すぐアウトプットです。
問題演習のコツは、『間違えた問題はテキストに戻って確認すること。』
だだの凡ミスなら、次に進んでいいですが、そうでなければ、一度テキストを開いてみましょう。
その問題に関する情報だけでなく、関連する知識も記載されているはずです。
30秒でいいので、周辺に書かれていることも見ておけば、一度にたくさんの知識を復習できます。
あとで復習するより、効率的で覚えやすいので、是非やってみましょう!
問題演習で得た知識や、新たな発見は、テキストに書き込みましょう。
先ほどのテキストへの集約化を、問題演習のときにも、するのです。
授業のときの書き込みと、問題演習のときの書き込みが合わさると、良質なテキストの出来上がりです。
この作業の繰り返しをすると、何度もテキストを開くことになります。
そうすると、いつの間にかテキストに書いてあることが、映像として、頭に浮かんでくるようになります。
『労働基準法第1条は、テキストのあの辺りに書いてあったような…。内容は確か…。』
このような形で、視覚情報として覚えることで、記憶に残ってくれます。
問題演習のときも、テキストをしっかり活用して、使える知識を増やしていきましょう。
③ 模試を受けてみる
毎年5月頃に予備校の模試の受付が始まります。
初学者は全科目1周するだけでも、大変なので、模試を何校も申し込むのはおすすめしません。
2回受けておけばOKです。
1回の模試を受けるだけでも、選択式80分+択一式210分かかります。
これに復習も合わせると2〜3日はかかるので、時間がもったいないです。
2回でいいなら、できそう!
模試は本試験で、どれくらいのスピード問題を解けばいいか、解く順番はどうするか、などを決めるためのものだと思ってください。
そのため、その時点での成績も気にする必要はありません。
着実に勉強していると、『本試験で、過去最高点が出た!』という嬉しい結果が出ることも、よくあります。
経験者向けの勉強方法
① 初学者プラスαを考える
経験者の方は、各科目のボリュームや難易度、年間スケジュールがある程度わかっていると思います。
その強みを活かしつつ、プラスαのことをしましょう。
まず、基本的な勉強方法は、初学者のやり方と同じです。
- インプットとアウトプットの繰り返し
- テキストへの集約化
初学者、経験者、関係なく、ベースとなる勉強方法をしっかりやることが第一です。
その上で、自分に足りないものを重点的に補っていきます。
具体的な方法は以下です↓
② 不合格の要因をつぶす
授業の流れに従って勉強しつつ、苦手科目や、対策が遅れた分野を間に入れていきましょう。
プラスαとして入れるのは、本試験で不合格になった要因。
例えば、こんな感じ。
自分に何が足りなかったのか、分析することで、課題が見えてきます。
社労士試験では、得意科目を作る必要はないです。
苦手科目をなくし、まんべんなくできることが大切です。
そのため、不得意なところをプラスαとして、取り入れていきましょう。
例えばこんな感じ↓
- 年金科目を毎日5問解く
- 苦手科目のテキストを週2回見る
- 法改正や統計の情報をX(旧Twitter)などでゲットする
このように普段の勉強の中に、不足していた部分を補っていきましょう。
プラスαを定期的に取り入れることで、1年目より、確実に合格へと近づいていくでしょう。
まとめ
最後に、今回ご紹介した内容をおさらいしましょう。
初学者向けの勉強方法
① インプットとアウトプットの繰り返し
(テキストへの集約化を進める)
② 模試を受験
(本試験に向けての対策を考える)
経験者向けの勉強方法
① 不合格だった要因を考える
② 初学者の勉強方法にプラスαする
勉強のやり方を変えるだけで、成績は飛躍的に伸びます。
同じ勉強をするなら、自分が成長できる方法でやりたいですよね。
今回ご紹介した勉強法は、習った知識を忘れにくくする方法です。
また、本試験直前に効率良く勉強するための秘訣でもあります。
是非、実践してみてください!
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
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