模試を受けたけど、Ⅾ判定だった…
もう諦めた方がいいのかな。
もったいないです。
正しく勉強すれば、巻き返せますよ。
『社労士試験の模試が、ボロボロだったんだけど、どうすればいいの?』 『今からでも合格できる?』とお悩みではないでしょうか。
今回の記事では、模試の結果が悪くても、気にしなくていい理由や、今後の対策を徹底解説します!
この記事は、次のような人におすすめ!
- 模試の判定がひどくて、落ち込んでいる
- 模試がボロボロでも、合格できるか知りたい
- 試験までの、効果的な勉強法を教えてほしい
ここでは、模試の結果に左右されなくてもいい理由を詳しく解説しています。
落ち込んでいる方はこの記事で、これから必要なことをぜひ確認してみてください!
記事の監修は、第2子出産後、赤ちゃんを育てながら試験合格。
スキマ時間を活用するゆいです。
それではどうぞ!
そもそも模試は難しい
皆さん『模試は本試験と同じレベル』と思っていませんか?
まずはその大前提が違う理由について、3つにまとめましたので、以下をご覧ください。
① 本試験より難しい問題が出る
模試の問題は、本試験より難しいです。
理由は、模試が難しい方が、受験者へのメリットが多いからです。
そのメリットはこちら↓
- 模試で出会った問題を復習することで、さらに知識を増やすことができる
- 知識の幅が広がることで、万が一本試験で難しい問題が出ても対応できる
- 本試験を受けたとき『あれ?思ったより簡単だ!』と思える
こういったメリットを提供するため、模試は本試験より、難しく作られていることが多いです。
模試の結果が、ボロボロになるのもうなずけます。
模試は、あえて難しく作ってあるから、結果を気にしなくていいんだね!
② 法改正や新傾向の問題が出題される
模試には、法改正や新傾向の問題が出ます。
法改正は重要なポイントなので、模試には必ず出題されます。
また、見たこともないような問題や、今までとは違う角度から作られた問題など、新傾向の問題も含まれていることが多々あります。
こういった問題は、本試験で出る可能性があるのですが、初めて見たときは驚きますよね。
過去問にはないタイプの問題があって、びっくりしたよ!
そのため、うまく対処できず、間違えてしまうことも。
模試で慣れておけば、本試験でも対応できるので、模試の段階で、点数を落としても大丈夫です。
③ 本試験と同じ形式で問題を解く機会が少ない
模試では本試験同様、選択式80分・択一式210分で、大量の問題を一気に解きます。
普段勉強していても、このような機会は少ないので、いつも通りに問題が解けなくて当然。
途中で集中力が切れたり、時間が足りなかったり…
いい結果が出ることの方がまれです。
社労士試験は1日がかりの長い試験なので、慣れないうちは点数が低くて当然です。
模試や過去問を解いていくうちに慣れてくるので、本試験ではもっといいパフォーマンスができると思います。
模試が難しくて、本試験がそれより簡単に感じるのは、試験形式への慣れが関係しているでしょう。
C判定以下でも気にしない
そもそも模試は難しいので、C判定以下でも気にすることはありません。
とは言え、やはり不安ですよね。
では、C判定やD判定でも大丈夫な理由を、3つにまとめましたので、以下ご覧ください。
① 1つでも基準点割れしたら、C判定以下になる
模試は1つの科目でも基準点割れしたら、C 判定以下になります。
たとえ他の科目がすべて満点だったとしても、C判定。
つまり、本試験で合格できる点数でなければ、A判定やB判定は出ないということです。
模試はただでさえ、本試験より難しい問題が出るので、基準点割れしやすいです。
そのため、C判定以下になる人が多いのです。
本試験では難しい問題で基準点割れしても、救済制度があります。
ですので、C判定以下でも気にする必要ありません。
本試験に受かるより、模試でB判定以上を出す方が難しいことも多いです。
② 本試験2か月前から成績は急上昇する
試験直前の2か月前から、成績は急に伸びます。
模試を受けるのは、6月や7月が多いと思いますが、そこから本試験の8月まで、成績は急にアップするのです。
なぜかというと、7月・8月は記憶のゴールデンタイムだからです。
これまで勉強した知識を、ここで確認しておくことで、本試験まで忘れずに持って行けるのです。
全科目をフル回転させることで、どんどん頭に入っていきます。
試験までの短期間だけ覚えていればOKなら、がんばれそう!
模試の結果が悪くても、直前期にねばることで、一気に合格に近づいていきます。
自分では自覚が持てないことなので、まずは自分を信じて前へ進みましょう。
③ 模試の1番の目的は判定ではなく、シミュレーション
模試の1番の目的は、本試験のシミュレーションです。
本試験と同じ形式で問題を解くと、どんな事態が発生するかわかるのが、模試の最大のメリットだからです。
模試も本試験も長時間です。
集中力が切れて内容が頭に入って来なくなったり、時間切れになったり、途中でトイレに行きたくなったり…
いろいろな問題を発見できるのが模試のいいところです。
確かにいろんな問題が見えてきたな…
こういった問題への解決策を考えて、実践してみるところまでできたら、模試は大成功。
あくまでも模試は模擬の試験であり、これから成績は伸びます。
判定を気にするのではなく、本試験への対策として捉えることをおすすめします。
模試ボロボロ後の勉強法
では、模試で結果が悪かったときの対策を解説していきます。
ここからが大切になるので、ぜひ読んでください。
① 択一式が40点以下なら、選択式対策は後回し
模試の結果を見て、択一式が40点以下なら、択一式対策に集中しましょう。
基本的に選択式は択一式の延長線上にあります。
択一式の勉強をしていれば、自然と選択式の勉強にもなっています。
まずはテキストで基本事項の確認をし、択一式で40点以上は取れるように努力してみてください。
選択式対策はその後で大丈夫です。
でも、なんだか不安だな…
もし不安であれば、目的条文などが記載されたプリントを部屋に貼って、毎日確認してください。
それだけでも少しずつ力はついていきます。
② 50%以上の人が正解している問題は、必ず押さえる
模試の結果を見ると、1問ごとに受験者全体の正解率がのっていると思います。
50%以上の人が正解している問題を間違っていた場合、それは自分の弱点です。
必ず押さえましょう。
なぜ50%以上かと言うと、本試験では受験者の50%以上がある科目で合格基準点に満たない場合、救済制度の対象になるからです。
逆に言えば、50%以上の人が正解すれば、救済が行われることはありません。
救済制度に助けられることもあるもんね!
そのため、科目全体だけでなく、各問題においても、50%以上の人が正解している問題を落とすのは危険です。
模試でそのような問題を発見したら、徹底的に復習して、本試験では確実に正解できるようにしておくと安心です。
③ 選択式問題は丸暗記する
模試で出題された選択式問題は丸暗記しましょう。
なぜなら、模試で出た問題が本試験でも出た場合、多くの人が正解するからです。
たとえ難解な問題が出たとしても、正解者が多いと救済制度は発動しません。
択一式なら1問落としても他でカバーできるかもしれませんが、選択式は致命的なダメージになることも。
選択式問題だけは答えを丸暗記し、問題文の他の箇所が問われても対応できるようにしておくとベストです。
選択式の問題は、特に丁寧に復習するといいですね!
まとめ
最後に、今回ご紹介した内容をおさらいしましょう。
【そもそも模試は難しい】
① 本試験より難しい問題が出る
② 法改正や新傾向の問題が出題される
③ 本試験と同じ形式で問題を解く機会が少ない
【C判定以下でも気にしない】
① 1つでも基準点割れしたら、C判定以下になる
② 本試験2か月前から成績は急上昇する
③ 模試の1番の目的は判定ではなく、シミュレーション
【模試ボロボロ後の勉強法】
① 択一式が40点以下なら、選択式対策は後回し
② 50%以上の人が正解している問題は、必ず押さえる
③ 選択式問題は丸暗記
模試の判定が悪くても落ち込むことはありません。
今からできることはたくさんありますので、記憶のゴールデンタイムを有効活用し、しっかり頭に詰め込んでいきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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