テキスト読みって大切なの?
問題を解く方が、やりがいがあるなー
問題演習もいいですが、直前期はテキスト読みが効果的です!
『直前期って、何を優先したらいいの?』 『テキスト読みのやり方がわからない』といったお悩みをお持ちではないですか?
今回の記事では、テキスト読みの重要性や、具体的なやり方を徹底解説します!
この記事は、以下のような方におすすめ!
- 直前期の勉強の仕方が、わからない
- なぜテキスト読みが大切なのか、知りたい
- テキスト読みの効果的なやり方を、教えてほしい
以下で、直前期のテキスト読みについて、詳しく解説しています。
正しい読み方をして、合格に少しでも近づいていきましょう!
記事の監修は、第2子出産後、赤ちゃんを育てながら、試験合格。
スキマ時間を活用するゆいです。
それではどうぞ!
テキスト読みが重要な理由3選
直前期という大切な時期に、テキスト読みをおすすめするのは、3つの理由があります。
以下で1つずつ解説していきます。
① 基本を押さえられる
テキストを読めば、基本事項が押さえられます。
社労士試験は基本問題が中心。
テキストには、試験で出題される基本問題が網羅されているので、テキストを読めば、問題が解けます。
テキストにのっていない難解な問題が合否を左右することはまれ。
試験に合格するためには、テキストの内容を覚え、基本問題で確実に点を取ることが重要です。
テキストが1番大切な教材です!
テキスト読みは、基本問題を制するために、欠かせないのです。
② 過去問にまだ出てないポイントを確認できる
テキスト読みをしておけば、過去問に出てきたことがない内容もチェックできます。
過去問や問題演習だけだと、カバーしきれない部分が出てきます。
しかしテキストにはさらに多くの知識が詰まっているので、テキストを確認しておけば安心。
まだまだ取り上げられていない部分や、法改正事項にも対応できます。
直前期にはテキスト読みで、全範囲をチェックしておくことをおすすめします。
法改正は毎年、高確率で試験に出ます。
テキストでしっかり確認!
③ 選択式対策になる
テキスト読みは、選択式対策として効果的です。
なぜなら、選択式の問題では、条文がそのまま出題されることが多いからです。
問題演習は、条文の内容を問うてくることがほとんど。
しかし選択式では、条文がそのままどーんと出て、その一部を穴埋めする問題がよく出ます。
そのため、条文そのものをテキストで見ておくことが必要です。
テキスト読みは択一式対策だけでなく、選択式対策としても有効な勉強方法なので、ぜひ試してほしいです。
選択式・択一式、2つの勉強になるなんて、一石二鳥だね!
直前期にテキスト読みをする理由3選
ここまでテキスト読みの重要性をお伝えしてきました。
次になぜ大切な直前期に、テキスト読みをするのか、解説していきます。
① テキスト1週目のときは、どこがポイントなのかわからない
テキストを1週目の段階では、重要事項とそうでもない部分の見分けがつきません。
ポイントがわかるのは、何度も問題演習に取り組んでからになるためです。
問題演習を重ねることで、論点になりやすい所を知ることができ、テキストの重要箇所が把握できます。
そのため、テキスト読みは初期の頃よりは、後期の方が効果を発揮しやすいのです。
試験範囲を全部学習してから、もう一度テキストを見ると、気がつくことがたくさんありますよ。
② テキストへの集約化が完成している
『テキストにすべての情報を集める=テキストへの集約化』
これが完成しているのが直前期です。
授業や問題演習を通して学んだ知識をテキストにすべて書き込むことをおすすめしてきました。
直前期になると、かなりの書き込みがあり、テキスト一本で勉強できる状態になってきていると思います。
そういうわけで、直前期ほどテキスト読みは効果を発揮しやすいのです。
テキストへの集約化については、こちらの記事をご覧下さい↓
③ 短期記憶で乗り切れるのは、直前期のみ
テキストを読んでも忘れやすいです。
長期記憶にはつながりにくいですが、直前期であれば、短期記憶で十分。
試験の1、2か月前に学んだことは、試験本番で思い出しやすいので、それを利用して、直前期にテキスト読みをするのです。
記憶のゴールデンタイムを、うまく利用する方法の1つがテキスト読み。
テキストで目にした内容が、試験中に自然と思い浮かぶことも多いので、ぜひお試しください。
この問題は…
『テキストのあの辺りに書いてあった!』
って、思い出すことあるよね!
テキスト読みのコツ5選
では次に、テキスト読みの具体的なやり方について解説していきます。
① スケジュールを決める
直前期は、なるべく効率的に勉強したいので、スケジュールを立てましょう。
1日目は労働基準法と安衛法!
2日目は労災と雇用のテキスト!
このような具合です。
試験までの残り時間を考えながら、できる範囲で計画を立て、実行していきます。
ハードな計画は禁物ですが、直前期なので、決めたスケジュールは、その日に確実に終わらせられるように、頑張りたいところです。
② 丁寧に読みすぎない
よくあるのが、テキストを1ページずつ丁寧に読み進めてしまうことです。
テキスト読みは時間がかかります。
直前期にゆっくり時間をかけてテキストを読んでいると、すぐに試験当日になってしまいます。
一冊〇分と時間を決め、特に大切な箇所以外はさらっと見て終わりにした方が賢明です。
まじめな方ほど、丁寧にしてしまいがち。意識してみてください。
③ 読むペースを上げていく
テキストを読むスピードを少しずつ上げていきましょう。
テキストを何回転もして、すべての科目をまんべんなく勉強したいからです。
最初は時間がかかるかもしれませんが、2回目・3回目にテキスト読みをするときは、1回目より早く読み進めていけるはず。
最終的には、1科目10分ほどで終わらせたいところです。
10分で読み進めても、10科目すべて読み終わるのに、1時間40分かかります。
なるべくスムーズに進められるように、頑張っていきましょう。
テキストを読むスピードが上がってきたら、内容が頭に入ってきている証拠です!
④ 前から読んだり、後ろから読んだりする
テキストは最初から読んだり、最後のページから前に向かって読んだりしていくと、広く網羅できます。
テキスト読みをしていると、どうしても前のページばかり丁寧に読んでしまって、後半が手薄になりがち。
後半の方が試験にたくさん出ても困らないように、後ろからも読んでみてください。
あまりよく見てなかった内容も発見できると思います。
また、いつもと違った感じがして、新鮮に勉強できるというメリットも。
テキスト読みをしていると眠たくなりがちなので、こういった工夫もしてみてください。
眠気対策にもなるんだね!
⑤ 最後の1週間はテキスト読みだけでOK
試験1週間前は、テキスト読みに集中しましょう。
合格に必要な内容が一度に網羅できるのはテキストだからです。
やりたいことは山ほどあると思いますが、1週間前までには終わらせて、テキスト読み一本でいく方が安全です。
いろんな教材をあれこれやっていると、部分的な勉強になり、焦りもますばかり。
テキスト1つにしぼって、何度も読むことで、『テキストを読み切った!』という達成感も得られます。
試験1週間前は、ご自身が作った書き込み満載のテキストを信じて、勉強していくことをおすすめします。
自分を信じることも大切です!
まとめ
最後に、今回ご紹介した内容をおさらいしましょう。
【テキスト読みが重要な理由3選】
① 基本を押さえられる
② 過去問にまだ出ていないポイントを確認できる
③ 選択式対策になる
【直前期にテキスト読みをする理由3選】
① テキスト1週目のときは、どこがポイントかわからない
② テキストへの集約化が完成している
③ 短期記憶で乗り切れるのは、直前期のみ
【テキスト読みのコツ5選】
① スケジュールを決める
② 丁寧に読みすぎない
③ 読むペースを上げていく
④ 前から読んだり、後ろから読んだりする
⑤ 最後の1週間はテキスト読みだけでOK
テキスト読みは直前期に効果大。
合格に大きく近づく勉強法なので、ぜひ実践してみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
コメント