社労士試験難しすぎー!!!
受かる気がしないよーーー
難関資格ですから、そう思うのも当然。
受かる・受からないの違いを見ていきましょう。
『社労士試験は受かる気がしない』 『受かる人と何が違うのか知りたい』とお考えではないでしょうか?
今回の記事では、『社労士試験が難しい理由』や『受かる人・受からない人の行動』を解説します。
この記事は、以下のような方におすすめ!
- 社労士試験は、受かる気がしなくて諦め気味
- 自分のやり方の、何が良くないかわからない
- 受かる人の行動を知りたい
勉強のやり方・考え方を変えるだけで、合格に大きく近づけます。
この記事を読んで、まずはやり方を知りましょう。
記事の監修は、第2子出産後、赤ちゃんを育てながら試験合格。
スキマ時間を活用するゆいです。
それではどうぞ!
社労士試験は受かる気がしない理由3選
社労士試験は受かる気がしない理由は3つあります。
① 試験範囲が膨大
② 難しい科目がある
③ 基準点割れしやすい
1つずつ説明していきます。
① 試験範囲が膨大
社労士試験は範囲が広いです。
試験科目は全部で10。
以下をご覧ください。
私が勉強1年目で使っていたテキストは、1科目150~300ページほどありました。
これが10科目分そろうと、かなりの量です。
10冊のテキストが手元にきて安心したと思いきや、追加で法改正・統計・白書対策のテキストがやってきます。
そのため、実質11科目ある!といっても過言ではないです。
また、1つ1つの法律だけでなく、関連する政令や省令・通達なども試験範囲に入るので、細部まで勉強しようとすると、その範囲は膨大です。
この試験範囲の広さが、社労士試験の難易度を上げていると言えますね。
どこまで勉強すればいいのか、わからなくなりそう・・・
② 難しい科目がある
社労士試験には、理解しにくい科目と暗記しにくい科目があります。
両方見ていきましょう。
年金科目は理解に時間がかかる
年金は社労士試験の中で、1番理解しにくい科目です。
制度がどんどん変わってきているだけでなく、新旧の法律が複雑に絡み合っており、理解に時間がかかります。
年金には国民年金と厚生年金がありますが、特に厚生年金は親しみのない法律も多く、一度授業を聞いただけでは、よくわからないと思います。
勉強1年目の方は、この年金で時間を取られ、その後の科目に影響を及ぼすことが多いです。
一般常識は量が多く、つかみどころがない
一般常識はどこまでが試験範囲なのかわからないほどの量です。
一般常識には労一と社一がありますが、労一は統計があるのでボリュームが増え、社一はもともと量が多いといった具合です。
これにプラスして、両者ともに白書も覚えなければならないので、その量は膨大です。
また、労一に関する法律の内容はわかりやすいのですが、つかみどころがないです。
当たり前に感じるような部分も多く、どこが重要なのかわかりづらいのです。
一般常識が苦手な方が多いのは、こういった理由があるからだと考えられます。
年金や一般常識は社労士試験の山。
早めに対策していきましょう。
③ 基準点割れしやすい
『社労士試験は受かる気がしない理由』第1位はこれです。
基準点割れしやすい
社労士試験には総得点だけでなく、各科目に基準点があり、1科目でも基準点を下回ると、他が満点でも不合格です。
特に選択式試験で、全科目5点中3点以上取るのが困難です。
10科目あれば、1つくらい苦手科目や、たまたまできなかった科目があるはず。
『たった1点足りなかっただけで不合格…』は、社労士試験あるあるです。
この体験をすると、『社労士試験は受かる気がしない』となるのも、うなずけます。
1点足りないだけなんて、悔しい!
では以下で、それでも受かる人、なかなか受からない人の特徴を解説していきます。
受からない人がやりがちなこと3選
受からない人がやりがちなことを、3つご紹介します。
① 勉強時間が少ない
② 深堀りしすぎ
③ スケジュールが不適切
1つずつ見ていきましょう。
① 勉強時間が少ない
受からない人は勉強時間が足りてないことが多いです。
また、勉強しているつもりでも、集中していないことも。
受かる人は、1日2~3時間は勉強しています。
集中力を保つ工夫をしつつ、毎日コツコツ努力を積み重ねています。
平日は勉強時間が確保できないのであれば、休日に取り返すのも1つの手です。
ただ、勉強は長時間になればなるほど、集中力が切れて、ダラダラしがち。
集中力は90分が限界といわれています。
内容の詰まった勉強時間が過ごせるように、工夫してみましょう。
休憩したり、科目を変えたりするのもおすすめです。
② 深堀りしすぎ
受からない人は『深堀り=詳しく追及』しすぎる傾向があります。
テキストを見ていて、『これって例えばどういうこと?』といった疑問が出てくることがあります。
それをネット検索するうちに、どんどん違う方向にずれていく…というのはよくあるお話し。
気になって調べるのは、悪いことではありません。
しかし、テキストに掲載されていない内容を調べても、試験に出る確率は低いです。
たとえ出たとしても、その問題が合否を左右することはまれ。
近年の社労士試験は、基本問題が中心になっています。
深堀りする時間があるなら、テキストに載っている内容を徹底的に覚える方が効率的です。
まじめな人ほど陥りがちな部分なので、意識して改善しましょう。
テキストと問題集にのっている知識を完ぺきにするのが最優先!
③ スケジュールが不適切
受からない人は、勉強スケジュールがうまくいってないことが多々あります。
スケジュール管理が適切にできてないと、試験に間に合わないことも。
まずは、社労士試験の勉強をスタートするときに、スケジュールを確認しましょう。
ただあくまでも計画にすぎないので、遅れることはあります。
もし遅れが発生したら、すぐに修正。
修正は早ければ早いほどいいです。
また、遅れることを想定して、あらかじめ調整日を設けておくのもおすすめ。
社労士試験は社会人の受験生が多いですが、受かる人は忙しくても、スケジュール管理が上手です。
もし『どんなスケジュールが適切かわからない!』のであれば、以下の記事を参考にしてください。
受かる人がやっていること3選
次に、受かる人がやっていることを3つご紹介します。
① スキマ時間を上手に活用している
② どの科目もまんべんなく勉強している
③ アドバイスを取り入れる行動力
1つずつ見ていきましょう。
① スキマ時間を上手に活用している
受かる人はスキマ時間を見つけるのがうまいです。
スキマ時間とは、仕事の休憩時間やテレビを見ている時間、トイレの時間などのちょっとした時間。
また朝、目覚めてから動き出すまでの時間や、夜眠りにつくまでのほんの少しの時間もスキマ時間です。
この時間に問題演習や貼っているプリントを見る、勉強したことを思い出すなど、できることを少しでもやるのが受かる人の特徴です。
社会人の勉強は時間との戦いなので、スキマ時間の有効活用ができれば、合格にグッと近づけます。
これが受かる人の1つ目の特徴です。
まずは、ご自身の生活の中にあるスキマ時間を見つけてみましょう。
② どの科目もまんべんなく勉強している
受かる人はどの科目もまんべんなく勉強して、苦手科目を作らないようにしています。
社労士試験は、科目別合格制度を取っていないので、1つの科目でも基準点割れすると、来年も全科目受験しなければなりません。
そのため、苦手科目を作らないための努力が必要です。
いつも点の取れない科目があるなら、そこを重点的に勉強します。
そして、基準点割れしないレベルにまで、持って行きます。
得意科目にする必要はありません。
どの科目も7割を超えるレベルにできたらOK。
苦手科目を普通科目にできるようにしているのが、受かる人の2つ目の特徴です。
苦手科目をつぶしていけばいいんだね!
③ アドバイスを取り入れる行動力
受かる人は、いいと思ったアドバイスを積極的に取り入れています。
予備校やネットなどで、さまざまな勉強方法が紹介されています。
自分に合うと思ったものは、どんどん取り入れましょう。
『ふーん、そうなんだ。いい勉強法だなあ。』
で終わりではもったいないです。
できることはすぐ取り入れる行動力が大切。
特に、自分がお世話になっている講師の方々の助言は、実行する価値ありです。
社労士試験のプロたちですから、受かる人の行動もよく知っています。
授業中に何か勉強方法についてアドバイスがあれば、ぜひ取り入れましょう。
これが受かる人の3つ目の特徴です。
このブログにもさまざまな情報をのせています。
ぜひ参考にしてください。
まとめ
最後に、今回ご紹介した内容をおさらいしましょう。
【社労士試験は受かる気がしない理由】
① 試験範囲が膨大
② 難しい科目がある
③ 基準点割れしやすい
【受からない人がやりがちなこと3選】
① 勉強時間が少ない
② 深堀しすぎ
③ スケジュールが不適切
【受かる人がやっていること3選】
① スキマ時間を上手に活用している
② どの科目もまんべんなく勉強している
③ アドバイスを取り入れる行動力
社労士試験は難しいです。
受かる気がしなくて当然。
それでも毎年受かる人はいます。
受かる人の特徴を参考に、ぜひ自分の行動も変えてみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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