今日はやる気でないから、明日勉強しよう!
そんな日もありますよね。
勉強を習慣化するコツを解説します。
社労士試験は1年かけて勉強するのがスタンダードなやり方です。
しかし1年間、毎日勉強するのは意外と大変です。
忙しくて時間が取れない日や、やる気が起きない日もあると思います。
ただ、できなかった分、一気に勉強しようとすると、集中力が途切れたり、思ったほど進まず、もどかしい思いをしたりします。
『毎日コツコツ少しずつ』が理想的なのですが、そのためには勉強を習慣化させる必要があります。
どうすれば習慣化できるか、以下で解説していきます。
この記事で解決できるお悩みはこちら↓
- 勉強を習慣化するメリットは?
- 習慣化のコツを教えてほしい。
- 時間がないときの勉強法は?
『やる気が出なかったけど、勉強できた!』という成功体験を重ね、
最終的には、『勉強しないと落ち着かない。』となれば、大成功です。
少しずつ勉強を当たり前にしていきましょう。
記事の監修は、第2子出産後、赤ちゃんを育てながら試験合格。
スキマ時間を活用するゆいです。
それではどうぞ!
習慣化の3大メリット
まずは勉強を習慣化するメリットから。
① 長期記憶につながる
② 勉強のハードルが下がる
③ 自信がつく
この3つが勉強を習慣化すると得られる大きなメリットです。
1つずつ見ていきましょう。
① 長期記憶につながる
毎日勉強しなくても、試験直前に一気にやるから大丈夫!
それができたらいいんですが…
社労士試験はすべてマークシート形式の試験です。
計算問題も少ないので、記憶力勝負になります。
そのため、試験直前に一気に勉強して、詰め込めば何とかなるように思えます。
しかし、社労士試験の特徴の1つに『試験範囲が膨大』というのがあります。
試験科目は全部で10。
重要なポイントをピックアップして覚えるのですが、そのポイントだけでもかなりの量があります。
それを直前期に一気に覚えるのは、難しいと思ってください。
でも1年前に記憶した内容は、忘れちゃうよね?
どうすればいいの?
答えは簡単。
毎日勉強して、10科目を何回転もしましょう。
一度勉強しただけでは覚えられないことでも、何度も勉強しているうちに、記憶に残っていきます。
この反復が定着のカギです。
そして、定着させるためには、勉強の習慣化が必須です。
一度『覚えた!』と思ったものも、しばらくすると忘れています。
記憶は短期間しか持ちません。
しかし何度も『覚える→忘れる→覚える→忘れる』を繰り返しているうちに、
覚えたものを忘れるまでの間が長くなっていきます。
これが長期記憶です。
繰り返しが大切なんだね。
短期記憶では、いつ忘れるのか不安になりますが、長期記憶まで持って来れれば、安心です。
たとえまた忘れたとしても、思い出しやすいです。
これをできるようにするのが、反復であり、
反復するためには、勉強の習慣化が必要です。
習慣化できれば、覚えたものを長く頭に残しておけます。
これが1つ目のメリットです。
② 勉強のハードルが下がる
勉強する気が起きないときって、ありますよね。
毎日やる気満々!という人の方が少ないと思います。
でも、勉強しない日が続くのはよくないですよね。
勉強は最初の数分が山。
やる気がなくても、『やっているうちに、いつのまにか集中してやっていた!』ということは、よくあります。
とりあえず、テキストを開いちゃいましょう。
勉強し始めるまでが、ハードルが高いだけで、やり始めてしまえば大丈夫。
そのハードルを低くしてくれるのが、習慣。
勉強する習慣があれば、やる気がなくてもとりあえず、テキストを開きます。
テキストを開けば、そこにはたくさんの知識がのっているので、眺めるだけでも勉強になります。
習慣さえあれば、勉強の継続にもつながっていきます。
これが習慣化の2つ目のメリットです。
③ 自信がつく
勉強の習慣がつくと、自分に自信がついてきます。
『勉強しないといけないのに、できてない』から
『勉強してるぞ!』に変わるからです。
学習を継続する上で、気持ちは大切です。
前向きな気持ちがあれば、挫折しにくいです。
自己嫌悪に陥るより、少しでも達成感がある毎日の方がいいですよね。
合格にたどり着くには、気持ちも大切です。
試験のときに『あれだけ勉強したから、大丈夫!』と思えるように、行動していきましょう。
習慣化のコツ
習慣化には5つのコツがあります。
① 小さな目標設定
② スキマ時間の活用
③ 時間や場所の固定
④ 無理をしない
1つずつ見ていきましょう。
① 小さな目標設定
勉強を始める前に、『今日はここまでやるぞ!』といった目標を立ててください。
目標はその日のやる気に合わせて、変更して構いません。
月ごとの大きなスケジュールに影響がなければ、大丈夫です。
毎日、同じ勉強量じゃなくていいんだね!
日ごとの小さな目標をクリアしていくことで、達成感が生まれ、勉強が楽しくなります。
楽しいことなら、習慣化するのも難しくないです。
まずは毎日、その日の自分のコンディションに合わせて目標設定をし、達成することを繰り返してください。
気がついたら、勉強するのが当たり前になっています。
② スキマ時間の活用
勉強が続かなくなる理由の1つに、『多忙』があります。
忙しくて疲れていると、勉強する気力が起きませんよね。
そういった日が数日続くと、もう勉強する気がなくなることも。
そんなときは、スキマ時間を活用しましょう。
- 朝布団の中で、テキストの内容を思い出す
- トイレにプリントを貼って、眺めるだけ
- 仕事の休憩時間にスマホで問題を解く
などなど。
探せば、勉強できる瞬間はたくさんあります。
こういった時間を活用して、少しでも前に進みましょう。
スキマ時間だけでも勉強できれば、勉強そのものは継続できているので、これも立派な習慣化です。
1分、2分でもいいので、毎日勉強しましょう。
③ 時間や場所の固定
勉強するタイミングや場所を決めておくと、スムーズに学習に入れます。
例えば
- 毎朝○時に起きて、リビングで勉強する
- お昼休憩の時間に、スマホで勉強する
- 自室のイスに座ったら、勉強する
などなど。
自分なりのルーティンを決めておくと、勉強を開始しやすいです。
勉強を始めるまでが、億劫になりやすいので、それを乗り越えるための工夫です。
これも是非やってみてください。
④ 無理をしない
勉強スケジュールを詰め込みすぎると、達成できず、モチベーションが低下します。
スケジュールや小さな目標は、達成できそうな範囲内で立ててください。
習慣化の最大のポイントは、モチベーションの維持です。
やる気が起きないと、勉強もはかどりません。
達成できそうな目標を立てて、それをクリアすることで、また勉強しようと思えるのです。
なるべく毎日、達成感が味わえるように、目標設定も工夫してみましょう。
達成感を感じることが、挫折しにくいコツです。
まとめ
最後に、今回ご紹介した内容のおさらいをしましょう。
① 長期記憶につながる
② 勉強のハードルが下がる
③ 自信がつく
① 小さな目標設定
② スキマ時間の活用
③ 時間や場所の固定
④ 無理をしない
半年以上勉強していくためには、習慣化が必須です。
今回ご紹介した習慣化のコツを実践して、ぜひ勉強を継続してください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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