まだ6月!じっくり覚えるぞ!
まさか、まだインプット期?
6月に入ると、授業を受けながら、知識をストックするインプット期は終わって、問題演習中心のアウトプット期に入っていなければいけません。
もしまだインプットしているようなら、早急にスケジュールの見直しが必要です。
基本的なスケジュールを確認し、軌道修正していきましょう。
この記事で解決できるお悩みはこちら↓
- 本試験までの具体的なスケジュールは?
- 6月までにやることを詳しく教えてほしい。
- 遅れているときの調整方法は?
超直前期である7月~8月。
それまでまだ1か月あります。
ここでうまく調整して、超直前期にスムーズに入っていきましょう。
記事の監修は、第2子出産後、赤ちゃんを育てながら試験合格。
スキマ時間を活用するゆいです。
それではどうぞ!
6月から本試験までの勉強スケジュール
まずは8月の本試験までに、やることの大枠を確認しましょう。
6月:問題演習
7月:選択式対策、模試の受験
8月:テキスト読み
シンプルに書くとこれだけです。
ただ、問題演習と言っても、選択式と択一式の問題集があります。
これらの内容を1度で全部覚えるのは無理なので、何回転もしなければなりません。
また8月のテキスト読みも、やってみると時間のかかるものです。
テキストは10冊。
さらに法改正や統計まとめなどの冊子もあると思います。
全部読むだけで時間を取られるので、少しでも時短しながら、進める仕掛けを作っておく必要があります。
仕掛け…?
8月の勉強を効率良くする方法です。
集約化のところで説明しますね。
『とにかく時間がない!』となりがちな6月以降。
6月に済ませておきたい内容をまとめましたので、以下をご覧ください。
6月のやることリスト
6月は『問題を解きまくる月』です。
半年以上に及ぶインプット期に、多くの知識を獲得してきたと思います。
途中で脱落する人も多い社労士試験の勉強。
まずは、ここまで来れた自分をほめてください。
そして、知識をフル活用して問題に取り組みましょう。
僕がんばってる!すごい!!
では『問題を解きまくる』の具体的なやり方を解説していきます。
問題集・アプリを3回転
お手元に選択式・択一式の問題集を1冊ずつ準備します。
そして『6月は問題集をひたすらやる』
そんな月にしましょう。
スマホのアプリを活用するのもおすすめです。
アプリを使うなら、科目にもよりますが、択一式1科目200~300問以上は掲載されているものがいいです。
問題集とアプリを併用して勉強している方は、もっと少ない問題数のアプリでも大丈夫です。
ただ、問題集やアプリは選択式で1つ、択一式で1つにしましょう。
複数の問題集を使うのは、非効率です。
いろんな問題集を解いた方がいいんじゃないの?
問題集の数が多いと、1冊1冊が手薄になりがちです。
定着しにくくなるので、おすすめしません。
同じ問題集を何度も繰り返すことで、
『もし本試験で同じような問題が出たら、迷わず解ける』のが理想です。
テキストと同じように問題集も『これ!』と決めたら、愛用してください。
目移りしてはいけません。
そして、問題集は最低でも3回転はしましょう。
選択式と択一式の2冊があるので、両方を3回転するのは、時間がかかります。
6月中に3回転やりきらなくても大丈夫です。
7月までに終わらせましょう。
テキストへの集約化を進める
問題を解いていると、間違えたり、よくわからない箇所に出会うことがあります。
そんなときは、必ずテキストに戻りましょう。
集約化のチャンスです。
【テキストに戻ったときにやること】
① 間違えた箇所を確認
② 新たに得た情報があれば、書き込み
③ 選択式で間違えた場合、間違えた語句に線を引く
これを繰り返すことで、テキストに情報が集約化され、自分の弱点が明確になります。
7月までに、問題集や模試で得た知識を書き込んでおくと、8月のテキスト読みのときに、役立ちます。
これが8月の勉強をスムーズにする『仕掛け』です。
さっき言ってたやつだね!
テキストを精読するのが8月です。
そのときに重要なポイントや、自分の弱点がつまったテキストがあれば、読むだけで、多くの情報を一度にゲットできます。
本試験直前の8月に、問題集やアプリをわざわざ開いて、知りたい情報を探すのは、時間がかかります。
少しの時間がもどかしく感じる時期なので、時短対策は必須。
スムーズに勉強できる仕掛けを、この時期に作っておくのです。
少し手間に感じるかもしれません。
しかし、8月に全科目を短時間で何回転もするのに役立ちます。
やっておきましょう。
法改正・統計・白書対策をする
法改正対策のやり方
社労士試験に出てくる法律は、改正が多いです。
法改正は本試験でも頻出事項であり、得点源でもあります。
改正が多いと言っても、他科目のテキスト1冊にも及ばないです。
また、『改正』と言うと難しく聞こえますが、一度習った内容の『変更』だと思えば、そうでもないです。
しかも変更点は印象に残りやすいので、覚えやすいです。
覚えやすい箇所が試験でよく出るなんて、ラッキーですよね。
法改正は内容をよく確認して、変更点をテキストに書き込んでおきましょう。
あとは、問題演習をしていくうちに、覚えられると思います。
法改正は得点源!そんなに構えなくて大丈夫です。
統計・白書対策のやり方
厄介なのは、統計と白書です。
量が多い上に、重要なポイントがわかりづらい。
この2つの対策に悩む人は多いです。
まず統計ですが、よく出るのは基幹統計調査です。
この調査をしっかり確認しつつ、他の統計で重要そうな部分も軽く押さえましょう。
やり方としては、統計一覧をトイレやリビングなどにはって、毎日目にすることです。
統計は似たような調査や、数字が多く、一度に覚えるのは難しいので、
『毎日コツコツ少しずつ』が覚えやすいです。
トイレに引きこもって勉強だ!
・・・
白書は量が膨大すぎるので、ピックアップされた内容を一読して、重要そうな所に線を引いておきます。
内容そのものは難しくないので、線を引いた箇所だけ覚えておきましょう。
白書は全部覚えるのではなく、捨てるところは捨ててしまいましょう。
模試を受けてみる
6月から7月の間にやりたいのが、模試の受験。
主に6月後半から7月にかけて、実施されます。
できれば、6月中に受験してみましょう。
受験するときは、本試験と同じ時間内で解きます。
模試の1番の目的は、本試験のシュミレーションなので、成績は後回し。
本試験と同じ条件下で解いてみて、
- 時間は足りたか?
- 集中力は保てたか?
- マークミスはしてないか?
などを確認します。
それから、実際に起きた問題について、対策を練ることが大切です。
おそらく、本試験と同様に問題を解くが初めての方は、択一式で時間が足りないと思います。
また、試験後半から疲れが出て、問題を読んでいても、文字が上滑りして、頭に入ってこないでしょう。
こういった問題を発見できるのが、模試のいい所。
本試験までに、解決策を考えて一度は実践してみてください。
直前期の計画作り
6月中に、7月・8月の勉強計画を作っておきましょう。
7月以降は時間との戦いになります。
時間内にできること、できないことを振り分けて、できないことは、封印しましょう。
問題集をあと10回転するぞー!!!
無理しすぎです。
現実的な計画を立てましょう。
本試験まで、時間は限られているので、やれそうなことをリストアップ。
優先順位をつけて、重要なものから取り組めるように、計画を立ててみてください。
また計画を立てると、やりたいけど、時間がなくて出来ないことが出てくると思います。
それは6月のスケジュールに入れます。
6月中なら、まだ軌道修正ができます。
あとから、『そこに時間かけなくてもよかったなー』と思うような勉強内容もあるかもしれません。
それが7月以降だと痛手。
6月ならまだ大丈夫。
やりたい内容をやってみましょう。
まとめ
最後に、今回ご紹介した内容をおさらいしましょう。
【6月から本試験までの計画の大枠】
6月:問題演習
7月:選択式対策、模試の受験
8月:テキスト読み
【6月のやることリスト】
・問題集、アプリの活用
・テキストへの集約化
・法改正・統計・白書対策
・模試の受験
・直前期の計画作り
6月は7月・8月に向けて、スピードアップしていく時期。
勉強のペースを上げることで、成績もどんどん上がっていきます。
がんばっていきましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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