労働基準法は2日で終わらせて、安衛法は1日で…
そのスケジュールはきついんじゃない…?
社労士試験は勉強期間が長いです。
試験範囲も膨大なので、あらかじめ勉強計画を立てておくことが、大切です。
しかし、あまりにもハードな計画だと、すぐに挫折してしまいます。
ではどんな計画がおすすめなのか、以下でご紹介していきます。
この記事で解決できるお悩みはこちら↓
- 勉強はいつから始めるのが、良いの?
- 初学者のスケジュールは?
- 経験者のスケジュールは?
- 遅れたときの調整方法は?
勉強していると、自分が他の受験生と比べて、速いのか遅いのかわからなくて、不安になりますよね。
今回ご紹介するスケジュールを参考にして、まずは自分の今の立ち位置を確認してみてください。
記事の監修は、第2子出産後、赤ちゃんを育てながら試験合格。スキマ時間を活用するゆいです。
それではどうぞ!
スケジュール管理でペースをつかむ
とにかく勉強やりまくるぞー!!
うおおおおおーーーー
それだと本試験まで、もたないかも…
勉強を始めたばかりの頃は、『とにかくやりまくる!』となりがちです。
しかし社労士試験は、合格まで早い人でも、半年から1年は勉強しています。
過度なスピードで勉強すると、途中でバテます。
だからといって、あまりにゆっくりしすぎても、
本試験前に『もう間に合わない!』となります。
記憶力勝負の試験ですが、直前に一気に詰め込もうとしても、無理です。
試験範囲が広いので、『事前にしっかり勉強して、直前期に確認する』のが理想的です。
最初に適切なスケジュールを組んでおけば、やりすぎ・やらなさすぎを防げます。
また、他の受験生とのペースの違いにも気づくことができます。
社労士試験の勉強をするときは、計画を立て、ときどき見直しをしながら、進めていきましょう。
勉強は早めにスタート
『社労士試験の勉強を始めてみたいけど、今からでも間に合うのかな?』
そういった疑問を持つ方も多いです。
結論、『1年かけて、合格レベルまで持っていくのが通常です。
社労士試験は8月に行われるので、前年の9月から始めるとスムーズです。
予備校や通信教育は、9月から次の試験に向けた授業が始まることが多いです。
そういった意味でも9月スタートが基本なのですが、私のおすすめは『やりたいと思ったときから』です。
試験範囲が広いので、少しでも早くから勉強しておくと、あとが楽です。
通信教育なども2024年度対策、2025年度対策という具合に、1つ先の試験対策の講座も開いています。
ですので、5月に『来年の試験を受けたいな』と思ったら、9月まで待つ必要はありません。すぐに勉強を始めましょう。
勉強を始めたいと思ったら、すぐ始めるのがいいんだね!
勉強開始が遅い場合でも、試験の半年前までには、始めておきたいところです。
『3月スタート、8月受験』が最短コースになると思います。
この場合、1日の勉強時間が5時間ほど必要になります。
かなりハードなので、お勤めの方には、あまりおすすめできないです。
初学者の年間スケジュール例
初受験に向けて、勉強している初学者の方は、スケジュールについて不安を抱えやすいです。
以下を参考に、自分なりのペース配分を考えてみましょう。
- 9月 通学・通信の申し込み
勉強スタート
授業のペースに合わせて、勉強を進める - 12月 労働保険科目をひと通り終える
(労一のテキストが届いてない場合は、後回しでOK) - 1月 社会保険科目スタート
- 5月 全科目終了
- 6月 問題演習、テキスト集約化
- 7月 模試受験、問題演習、選択式対策
- 8月 テキスト読み、全科目フル回転
本試験
5月までに全科目1周終えましょう。
そのためには、通信制なら次のテキストが届くまでに、今のテキストを終わらせるのが、1つの目安になります。
労一のテキストがどのタイミングで届くかは、予備校によって違うので、『届いたらすぐに取り組む』という姿勢で良いと思います。
6月以降はとにかく『問題を解く→テキストで確認』の繰り返しになります。
また、模試を受験することで、本試験を体感できるので、一度は受けておきましょう。
模試まで来たら、総仕上げって感じだね!
月後半から、時間のなさに焦りを感じると思います。
きっちりスケジュールを立てて、淡々とこなしていくことで、落ち着いてきます。
計画的にいきましょう。
ちなみに、4月から本試験までの、もっと具体的なスケジュール例、やることリストはこちら↓
経験者の年間スケジュール例
経験者の方は、スケジュールを立てる前にやることが1つあります。
それは『なぜ不合格だったのか分析すること』です。
つらいですが、次で合格するためには、避けて通れません。
- 苦手科目はなかったか?
- 基本問題を落としてないか?
- 選択式対策は不十分ではなかったか?
などなど。
分析し終わったら、それをスケジュールに反映させましょう。
- 年金が苦手なら、年金の問題を毎日5問解く
- 目的条文が覚えられなかったなら、条文を週に1回読む
といった具合です。
基本的なスケジュールは、初学者の方と同じで構わないので、間に苦手科目など、自分に必要な要素を入れていきましょう。
経験者の方は、科目ごとのボリュームや、難易度がわかっているので、自分なりのスケジュールを立てやすいと思います。
プラスで加える要素を工夫しましょう。
経験者という強みを生かした勉強をしていきましょう!
遅れたときの対処法は?
いくら完璧なスケジュールを立てていても、遅れることはあります。
遅れたときの対処法は以下の通りです。
① 休みの日に一気に取り戻す
② 翌日以降、少しずつ勉強時間を増やして、長期的に取り戻す
③ スケジュール全体をもう一度見直す
遅れが少なければ、①か②がおすすめです。
大幅な遅れが出た場合は、③しかないですが、できれば避けたいです。
本試験に間に合わなくなるリスクがあるからです。
③を避けるためにも、スケジュールには余裕を持たせておきましょう。
- 1週間の予定を立てるなら、7日のうち、1日は調整日として置いておく。
- 問題集を3回転できそうだけど、とりあえず2回転のスケジュールにしておく。
などなど。
初学者の方は、特にスケジュール管理が難しいと思うので、大枠は抑えておいて、問題を何問解くなどの細かい部分は、自分の状況に合わせて変更すれば良いと思います。
まとめ
最後に今回ご紹介した内容をおさらいしましょう。
ステップ① スケジュール管理の重要性を認識
ステップ② 計画を立てる
(自分に合った計画を!)
ステップ③ 遅れたときは、遅れ具合を確認
適切な対処法を選択する
社労士試験は時間をかけて勉強するものだからこそ、早く合格したいですよね。
スケジュール管理は合格への道しるべになるので、まずは自分なりの合格ロードを作り、着実に力をつけていきましょう。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
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