【社労士試験インフォメーション】受験を考える前に知りたい7つのこと!

社労士試験徹底解説
ろうしくん

社労士試験って、どんな試験?
試験科目やスケジュールは?

ゆい先生

大事なことですよね。
詳しく解説します。

この記事では、初受験の方でもわかりやすいように、社労士試験の全体像からスケジュールまでお話していきますので、ぜひご覧ください!

目次

社労士試験の試験日

最も重要な情報からです。

2024年度の試験日は、8/25(日)です!

毎年8月の第4日曜日に行われています。

すでに、2024年度試験の申込受付は、終了していますので、ご注意下さい。

試験科目は全部で10

具体的な科目はこちら↓

  • 労働基準法
  • 労働安全衛生法
  • 労働者災害補償保険法
  • 雇用保険法
  • 労務管理その他労働に関する一般常識
  • 社会保険に関する一般常識
  • 健康保険法
  • 厚生年金保険法
  • 国民年金法

実際の試験では、労働基準法と労働安全衛生法がくっついて、一つの科目として出題されます。
また選択式と択一式という2種類の出題形式があります。

選択式と択一式についての詳しい解説はこちら↓

合格基準が厳しい

社労士試験は合格基準が厳しいです。

この合格基準は毎年変わります。
受験者の成績に応じて合格ラインを決めているので、何点以上で合格!と一概には言えないのです。

ただ、おおよその目安はあって、

  • 選択式:40点中28点以上、かつ各科目5点中3点以上
  • 択一式:70点中49点以上、かつ各科目10点中4点以上

ここから調整されて合格ラインが決まります。

近年の傾向だと選択式で、1科目調整が入るかも?、択一式で44点前後といったところです。

1つの科目でも基準点を下回れば、他が満点でも不合格です。
選択式で言えば、9科目5点満点でも、1科目で2点だと落ちます。

他の科目の成績がどれだけ良くても、科目合格の制度はなく、来年も全科目受けなければいけません。

全科目に基準点があることが、社労士試験を難しくしています。

ゆい先生

全科目7割以上取れれば、合格です。

受験資格がある

社労士試験には受験資格があります。
すべての人が受験できるわけではないので、まずは確認してみましょう。

  • 学歴(大学、短期大学、専門学校卒業) 高卒は受験資格なし。
  • 実務経験(健保組合、社労士事務所などに勤務経験、公務員、日本郵政公社の職員)
  • 国家試験合格(行政書士試験合格者)

などなど。
学歴だと卒業以外にも、大学で62単位以上の卒業要件単位を修得などあります。

ゆい先生

高卒というだけでは受験資格がありません。
行政書士試験に合格するなど、他の要件を満たせばOKです。

試験地、受験料

試験場所は以下の通りです。
受験申し込みの際に、この中から選びます。

北海道、宮城、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、石川、静岡、愛知、京都、大阪、兵庫、岡山、広島、香川、福岡、熊本、沖縄

ご自身の住んでいる県に試験会場がなければ、近隣の会場を選んで、本試験当日、行かなければなりません。
試験会場の近くで前泊する人も多いです。

当日10時には、着席していないといけないので、余裕を持って行けるスケジュールを考えておく必要があります。

ろうしくん

移動手段や宿泊施設の確保など、考えておかないと。

受験料は15000円です。
別途、払込手数料200円〜400円ほどかかります。

申し込み方法

2種類の方法があります。

  • インターネット
    (社会保険労務士試験オフィシャルサイトにある申込専用サイトから申し込みできます)
  • 郵送
    (試験センターに申込み書一式が入った受験案内を郵送で請求、後ほど届いた書類に記入の上、再び郵送)

インターネットの方が簡単で早いので、そちらをおすすめします。

申込から合格発表までのスケジュール

社労士試験の具体的なスケジュールをお伝えします。
第56回(2024年、令和6年度)の予定です。

  • 申込受付 4/15(月)~5/31(金)
  • 試験日  8/25(日)
  • 合格発表 10/2(水)

申込期間を過ぎると、その年は受験できなくなるので、気をつけてください。
ちなみに当日の詳細な予定ですが

選択式 10:30〜11:50 (80分)
択一式 13:20〜16:50 (210分)

となっており、開始時刻の30分前には着席しておかなければなりません。
(30分間、試験の説明があるため)

まとめ

最後に、今回ご紹介した内容をおさらいしましょう。

【試験日】
毎年8月の第4日曜日(2024年は8月25日の日曜日)

【試験内容】
全10科目(選択式と択一式2つの問題形式がある)

【合格基準】
選択式 40点中28点以上、かつ各科目5点中3点以上
択一式 70点中49点以上、かつ各科目10点中4点以上

【受験資格】
学歴(大学、短期大学、専門学校卒業)高卒は受験資格なし
実務試験(社労士事務所の勤務経験など)
国家試験合格(行政書士試験合格など)

【試験地】
19の都道府県

【受験料】
15000円

【申込方法】
インターネットor郵送

【スケジュール】
申込受付 4月中旬~5月末
試験日  8月の第4日曜日
合格発表 10月の第1週目

社労士試験に限らず、受験を検討する際には、まず試験がどういったものなのか?を知ることが大切です。

今回ご紹介した基本情報を活用して、是非社労士試験に挑戦してみてください!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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この記事を書いた人

2023年に社労士試験合格したゆいです。
試験の内容や勉強法をお話ししていきたいと思います。

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