自己採点したけど、多分不合格…
どうしよう…
私も落ちた経験あります…
そのときのお話をさせてください。
『社労士試験に落ちてつらい』 『これからどうしたらいいのか、わからない』とお悩みではないですか?
今回は、試験がダメで今後どうするか判断するときのコツをご紹介します。
この記事は、以下のような方におすすめ!
- 社労士試験に落ちて、落胆している
- 再受験するか諦めるか迷っている
- 今後を判断する基準を教えてほしい
つらい気持ちと決断を迫られる状況に、戸惑っている方も多いと思います。
記事を参考に、ご自身の気持ちを整理できたら幸いです。
記事の監修は、第2子出産後、赤ちゃんを育てながら試験合格。
スキマ時間を活用するゆいです。
それではどうぞ!
不合格とわかったときの気持ち
まずは自己採点で、不合格とわかったときの気持ちを整理しましょう。
私が感じたのは、以下のような気持ちでした。
① 落胆
『あんなに勉強したのに』『必死でやったのに』
② 後悔
『もっと勉強していれば』『2択であっちを選んでいれば』
③ 批判
『試験難しすぎ』『テキストに載ってない…』
④ 無力感
『もう勉強したくない』『何もしたくない』
ネガティブな感情ばかりですみません。
ただ、すぐに何かしようという気にはなれず、ぼんやり日々を過ごしていました。
再受験か諦めるかの決断は、先延ばしでOK
不合格だとわかったら『すぐに決断して動き出さなければ!』と感じる方もいるかと思います。
結論から言いますと、決断は先延ばしにしてOKです。
先延ばしにするメリットは3つあります。
① 時間とともに気持ちが落ち着く
② 自分のがんばりを褒められるようになる
③ 必死で覚えた内容は1、2か月では忘れない
1つずつ見ていきましょう。
① 時間とともに気持ちが落ち着く
自己採点から数週間は、落ち込んだ気持ちを抱えたままだと思います。
落ち込みながら先のことを考えても、出てくるのはネガティブな発想ばかり。
良い決断をするには適していません。
ただずっと落ち込んでいることも、意外とできないものです。
次第に気持ちも落ち着くので、それを待ちましょう。
これまで後回しにしてきた趣味や楽しみをしながら待つのもいいですね!
② 自分のがんばりを褒められるようになる
気持ちが落ち着いてきたら、自分がこれまでどれだけがんばってきたか、思い出してみましょう。
自己採点後しばらくは、自分を褒める気持ちにはならないかもしれません。
しかし時間とともに、冷静に自分の行動を思い出せるようになります。
自分が日々どれだけ努力を重ねてきたかを認めた上で、これからまた1年がんばれるかどうかの判断するのがおすすめ。
まずは、ご自身のここまでの歩みを、褒めてほしいと思います。
自分に厳しく→優しくしてみてください。
③ 必死で覚えた内容は1、2か月では忘れない
決断を先延ばしにすると、不安になりますよね。
『勉強していないうちに、せっかく覚えた知識を忘れてしまうのではないか…』
こう思う人も多いでしょう。
しかし、しばらく勉強しなくても、必死で覚えたことは意外と忘れません。
私が再受験の選択をしたのは、10月の合格発表後でした。
出産もあり、勉強をリスタートしたのは11月の終わりごろ。
それでもテキストを見れば、すぐに記憶がよみがえってきました。
皆さんも必死で勉強したのですから、脳に焼き付いている知識が山ほどあります。
忘れることを心配する必要はありません。
意外と忘れないものなんだね!
決断するときのコツ
気持ちが落ち着いてきたら、先のことを考えてみましょう。
そのときのポイントが3つあります。
【決断するときのポイント】
① 自分の心の声と向き合う
② 周りの状況は一旦無視する
③ 朝、紙に自分の気持ちを書く
1つずつ見ていきましょう。
① 自分の心の声と向き合う
1番大切なのは、自分の本当の気持ちを見つけること。
ネガティブな気持ちに振り回されず、落ち着いて、どうしたいのか考えることが必要です。
- 社労士試験の勉強を始めた理由
- 試験がなければ、勉強は楽しいか
- 勉強をやめたら後悔しないか
こういったことを、決断するときの判断材料にしてください。
フラットな気持ちで、自分の心の底から湧き出る気持ちを大切にしてほしいと思います。
② 周りの状況は一旦無視する
仕事や家庭の状況を考え、これ以上の勉強は難しいと感じる方もいらっしゃるでしょう。
ただ、再受験か諦めるかの決断をするときは、周囲の環境は一旦置いてください。
【周りの状況を一旦無視するメリット】
① 自分の心の声が聞こえやすくなる
② 周囲の環境を言い訳の材料にしなくて済む
③ シンプルに考えられる
仕事や家庭、お金や時間など複数のことを一度に考えると、自分の本当の気持ちが見えなくなります。
まずはそれらを抜きにして、自分がどうしたいのかだけを考えてください。
後悔しない選択につながります。
③ 朝、紙に自分の気持ちを書く
自分が今何を思っているのか、自分自身がわからなくなることがあります。
素直な気持ちがあふれ出てくる方法として、『紙に書く』がおすすめ。
【紙に書くときのポイント】
① 朝書く(朝はネガティブ思考になりにくい)
② 紙とペンを使う(字を書いていると気持ちの整理がしやすい)
③ 1人のときに書く(集中しやすい)
スマホやパソコンではなく、紙に書くのが最も大切なポイントです。
キレイに書く必要はないので、自分の思うままに書いてみてください。
『こんなことを考えてたのか』と自分でも驚くような発見があることも。
社労士試験に限らず、自分の気持ちを整理したいときに、おすすめしたい方法です。
『再受験しない=諦める』ではない
最後に1つお伝えしたいことがあります。
『再受験をしない=諦める』ではないということです。
これまで時間をやりくりして、必死で勉強してきたと思います。
そして1日がかりの長い試験を受け終えました。
完全にやり切ってますよね?
社労士試験は受験申込をしたにも関わらず、当日受験しない人が例年1万人以上います。
どうしても都合がつかなかった人もいるでしょうが、『もう無理だ』と挑戦しなかった人も多いでしょう。
そんな中、皆さんは諦めずにやり切りました。
来年受験しないことは『諦めた』のではなく、『別の道を選んだ』だけです。
後ろめたいことは何もありません。
自分の決断に自信を持ってください!
まとめ
最後に、今回ご紹介した内容のおさらいをしましょう。
【不合格とわかったときの気持ち】
① 落胆 ② 後悔 ③ 批判 ④ 無力感
ネガティブな気持ちだらけになります。
【再受験か諦めるかの決断は、先延ばしでOK】
① 時間とともに気持ちが落ち着く
② 自分のがんばりを褒められるようになる
③ 必死で覚えた内容は1、2か月では忘れない
【決断するときのコツ】
① 自分の心の声と向き合う
② 周りの状況は一旦無視する
③ 朝、紙に自分の気持ちを書く
『再受験しない=諦める』ではない
・勉強スタートから受験までやりきった
・勉強をやめるのは選択肢の1つで諦めることではない
一生懸命、勉強してきたのに報われなかったことに無力感を感じると思います。
今後どうするかは自分の気持ちと相談した上で、ゆっくり決めて大丈夫です。
焦らず、じっくりいきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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